エンピレオ

よもぎ史歌の漫画制作メモとツイートまとめ

FF6

FF6クリアー。子供の時は支離滅裂だと思ったストーリーが、今は筋が通ってると思えるから不思議。

主人公を誰とは特定せず、複数のキャラクターの目線から物語を追っていくという形式は、当時の私には斬新すぎたのでしょう。

まさに「全員が主人公」だったわけで、その主人公格のキャラクター達の物語と捉えると、筋が通って見えます。ストーリー上の「転」は「世界の崩壊」という、全員に影響する形で現れていますし。

手法的には歴史小説に近いと思います。ある意味では現実的というか。主人公に感情移入して楽しむのではなく、キャラクター達が織り成す物語を、第三者的な目線から楽しむ感じですね。

だからいわゆる感情移入できそうな普通っぽいキャラがいなくて、個性的なキャラばかり集まったんでしょうねw