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よもぎ史歌の漫画制作メモとツイートまとめ

「ヴァルゴ」用語事典

#ふぁぼの数だけ創作の専門用語について説明する
仙姑伝は用語事典があるので、ヴァルゴのほうで

千年王国」物語の舞台である世界。ローマ帝国の版図に相当する。教会の元で統一された唯一の国家であり、これ以外の国は暗黒大陸として確認されていない。文化・芸術に比べて兵器(科学)の発達は遅れているが、これは千年もの間概ね平和に統治されてきたため。

「教会」三位一体の唯一神を信仰すると共に、千年王国を統治する機関。教義などはカトリックと同様だが、女性の教皇を認めるなどの差異もある。中心地は首都ローマのバチカン大聖堂。各地で発見された聖女はバチカンで登録された後、能力に応じて様々な任務に当たる。

「聖女」神に祈ることで奇跡を起こすことができる女性。奇跡の内容は個人によって異なる。年齢・職業・出身地問わず、敬虔な女性なら誰でも聖女に覚醒する可能性がある。教会が奇跡を認めることで聖女と認定され、以後は能力に応じた任務を与えられる。

「悪魔」教会が定めた法を破り己の欲望に従うよう人間を誘惑する霊的存在。元は神に反逆し天界から追放された天使達とされる。人間に憑依することで物質化するが、物理的な攻撃では彼らの本体は消滅しないので、聖女の奇跡や天使の力が必要となる。

「天使」神の命で人間を導き守護するとされる霊的存在。悪魔を滅ぼす力を持つ。その姿は車輪型や鳥型・動物型など、必ずしも有翼の人型とは限らない。聖女が起こす奇跡には彼らの力を借りるものもあり、クリスティナの奇跡も蛇を熾天使に変化させるもの。

一応漫画を描くときは、ストーリー上必要な情報は本編で説明するよう心掛けています。キャプションとか書けないサイトもあるし

「獣の刻印」各地で勢力を増す悪魔を崇拝する教団。辺境には彼らに占拠された村などもある。団員は悪魔と契約し、その力で自身の欲望を成就させる。最終的には封印されたサタンを復活させ、教会を滅ぼし地上に悪魔の王国を作ることが目的。

「サタン」全ての悪魔を統べる魔王。千年前、悪魔の軍勢を率いて天使達と地上で争うが、天使長ミカエルに破れ封印される。かつて地上には様々な国家や信仰があったがこの戦争で崩壊し、以後人間の世界は教会の元に建てられた千年王国に統一される。

「ヴァルゴ」ラテン語で乙女・処女の意味。登場する聖女たちは主にキリスト教の「おとめ殉教者」をモデルにしていることから、タイトルに採用しました

「奇跡」聖女が神に祈ることで発生する超自然的な現象。怪我や病気を治す、死者を蘇生させるといったものから天使を呼び出すものまで様々。奇跡が発現する際には、聖女の後頭部に光輪が現れるときがある。

シンプルなタイトルが好きだから「ヴァルゴ」にしたけど、コンセプトは「アグネスちゃんの聖女これくしょん」です