エンピレオ

よもぎ史歌の漫画制作メモとツイートまとめ

おねむりリトル

リトルの全身図。触手の位置とか、ある程度は身体を自由に変形できるけど、夢の中や戦闘中はだいたいこんな感じ

「古神会(仮)」
邪神と敵対する旧神を崇める宗教団体。当局から弾圧され壊滅したが、残党が帝都で暗躍中。邪神の侵略から大日本帝国ひいては人類を護るため、リトルを崇める八俣家を襲撃し、卑巳子を抹殺せんとする。旧神ノーデンスから授かった怪物「夜鬼」を使役する

最初の敵は古のものとショゴスって案もあったけど、ショゴスは強すぎて触手程度じゃ倒せそうもない

人外と寄り添うシチュ自体がロマンだから理由なんか後付でいいんです。卑巳子の場合生まれつき何も出来ない身体だったけど、夢の中でリトルと出会い、そこで育ったようなもの。邪神だけど彼女にとっては一番大切な存在です

リトルは海底に封じられた自分を解放させるために世界中に「声」を放ったが、卑巳子以外の人間は全員発狂してしまった。卑巳子だけがその声に答え、最終的にリトルの力で身体の自由を得る

卑巳子を殺すため八俣家を襲撃する古神会と夜鬼。その直前に卑巳子は覚醒し、家に伝わる魔導書「ルルイエ異本」を読みリトルを召喚、敵を撃退する。リトルはそのまま家に居着く

リトルは片言で話す。あと全部ひらがな
「このほしは・・・りとるのもの・・・」
「あれは ないとごーんと・・・のーでんすのしもべ・・・」
「ひみこ・・・おすし たべたい・・・」
「・・・ねむい・・・」

ふんぐるい むぐるうなふ~とか、クトゥルフ神話の呪文はなぜかひらがななので、リトルの口調もそういう宇宙言語っぽさを意識しました

アイコン用おねむりリトル

リトルは一日20時間寝るよ。起きない日もあるよ。

リトルってキャラは2007年には既に原型がありました。デザインはほぼ同じ。それから何回か性格を変えつつ描こうとしてたらしい

リトルは水属性だし長年深海にいるから、寒いのは平気そう。宇宙飛んでくるくらいだし

クトゥルフで漫画

5年前に描いてたクトゥルフ神話を題材にした漫画。オールカラーを目指したためか数ページで挫折したものです

本格的に電子書籍やウェブ漫画に移行しようとした頃、もう紙媒体じゃないし思い切ってフルカラーにしようとしたけど、やはり労力がかかりすぎました。モノクロならではの良さってあるしね

マイナーなネタ・ジャンルは独占したい。自分の他は誰も描かなくていい。それだけが私の存在理由だ

ただこのスタンスだと他の誰か(特にプロ)が描くとやる気がなくなるので、人気のネタ・ジャンルを描いたほうが安全なのよね

八俣卑巳子(やまたひみこ)
帝都に住む華族の娘で女学生。魔導書を持つ
ク・リトル・リトル
通称リトル。太古の地球に飛来した邪神。いつも眠そう

昭和初期でクトゥルフ、みたいのはずっと前から考えてたんだけど、なかなか主人公の名前が思いつかず詰まってました。卑巳子は卑弥呼から。卑弥呼本人との関係は不明。八俣は邪馬台国と八岐大蛇から。リトルは八俣家の者からは「オロチ様」と呼ばれ畏怖されるが、八岐大蛇そのものではないと思う

八岐家は古代からリトルを崇拝することで富を得てきた一族。リトルの名前がうまく聞き取れなかったので、外見が似ている八岐大蛇を当てはめて仮の名前とした。九頭竜でもよかったけどストレートすぎるので

ふたりで帝都のあちこちをぶらぶら遊びつつ、遭遇したモンスターや邪神と戦ってほしい。この妄想を形にできるかはわかりませんが

他の邪神を少女にすることは(今のところ)考えてません。怪物のまま葬るのがいいかと。クトゥルフはヒロインだから特別じゃ

リトルの好物は寿司。タコとかイカとか。共食い…

リトルは人間の味方ではない。自分が地球の支配者だと思ってるし、他の邪神や奉仕種族が人間を害しようと何とも思わない。ただ地球を横取りされたくないから侵略者は駆逐する

クトゥルフ神話でも旧神を善にして勧善懲悪、とかできないこともないけど…魅力があるのは断然邪神のほうなんで、今回ばかりはね

クトゥルフだからって必ずしもダークなホラーを目指す必要はない気もする。普通にファンタジーのネタとして有用なんじゃないかと

卑巳子の本は「ルルイエ異本」にしたほうが面白そう、色んな意味で

タイトルも内容もクトゥルフそのものと関係が深いし、中国語の本なら日本にあっても不自然じゃない

眼鏡をかけた女学生って絵でも写真でもほとんど見かけない。丸眼鏡をかけた男性は多いんだけど。当時は眼鏡っ子ってレアだったのかも

江戸時代が舞台の萌え系漫画を見かけないのは、やっぱりあの独特の髪型が萌えないから?メインキャラだけ現代風にしてるケースもあるにはあったけど・・・

関東大震災から10年、帝都東京は近代都市として復興を果たした。しかし震災で溢れ出た「星の力」は、地球に飛来していた様々な邪神と魔物を呼び寄せることとなる

新しいキャラや話を思いついたからには、それを具体的な形にして世に出さないと気がすみません

クトゥルフ神話ほど公式設定が曖昧なものってないな・・・ラブクラフトの中でもグレート・オールド・ワンの意味が一定してないんだもん。その上後続の作家や関連本が次々と新説を追加するから無限にカオス

イーリス

お題【伝令を行った者】ギリシャ神話からイーリス。フライングで失礼します
@sinwa1d #神話版深夜の真剣お絵かき60分勝負

イーリスはなんか何仙姑と似ちゃったけど、イメージが同じだったのかも。飛んでるところとか

被り物や仮面で、素顔がわからないキャラとか面白そう・・・

もう一年半も神話ワンドロ描いてるけど、未だに描いてない神話があるし、思ってるほどまんべんなくってわけじゃないみたい

クリスティナの家の12人の男達にはそれぞれマラコーダ、スカルミリオーネ、アリキーノ、カルカブリーナ、カニャッツォ、バルバリッチャ、リビコッコ、ドラギニャッツォ、チリアット、グラッフィアカーネ、ファルファレルロ、ルビカンテという名前がある(「神曲」のマレブランケが由来)

この先悪魔に変身した彼らと戦うこともあるかも?数が多いから多分ザコ扱い

昨日の帰りに、長い間思いつかなかったキャラの名前が突然閃いて、ダムに穴が開いて決壊したような気分です

卑弥呼の「鬼道」ってどういうものかわからないし、彼女が何を信仰していたのかも不明。多分永遠に。だからこそ色々応用が利きそう

卑弥呼がアマテラスのモデルって説もあるくらい古いから、神道以前の原始的な神とか…?

「ヴァルゴ」用語事典

#ふぁぼの数だけ創作の専門用語について説明する
仙姑伝は用語事典があるので、ヴァルゴのほうで

千年王国」物語の舞台である世界。ローマ帝国の版図に相当する。教会の元で統一された唯一の国家であり、これ以外の国は暗黒大陸として確認されていない。文化・芸術に比べて兵器(科学)の発達は遅れているが、これは千年もの間概ね平和に統治されてきたため。

「教会」三位一体の唯一神を信仰すると共に、千年王国を統治する機関。教義などはカトリックと同様だが、女性の教皇を認めるなどの差異もある。中心地は首都ローマのバチカン大聖堂。各地で発見された聖女はバチカンで登録された後、能力に応じて様々な任務に当たる。

「聖女」神に祈ることで奇跡を起こすことができる女性。奇跡の内容は個人によって異なる。年齢・職業・出身地問わず、敬虔な女性なら誰でも聖女に覚醒する可能性がある。教会が奇跡を認めることで聖女と認定され、以後は能力に応じた任務を与えられる。

「悪魔」教会が定めた法を破り己の欲望に従うよう人間を誘惑する霊的存在。元は神に反逆し天界から追放された天使達とされる。人間に憑依することで物質化するが、物理的な攻撃では彼らの本体は消滅しないので、聖女の奇跡や天使の力が必要となる。

「天使」神の命で人間を導き守護するとされる霊的存在。悪魔を滅ぼす力を持つ。その姿は車輪型や鳥型・動物型など、必ずしも有翼の人型とは限らない。聖女が起こす奇跡には彼らの力を借りるものもあり、クリスティナの奇跡も蛇を熾天使に変化させるもの。

一応漫画を描くときは、ストーリー上必要な情報は本編で説明するよう心掛けています。キャプションとか書けないサイトもあるし

「獣の刻印」各地で勢力を増す悪魔を崇拝する教団。辺境には彼らに占拠された村などもある。団員は悪魔と契約し、その力で自身の欲望を成就させる。最終的には封印されたサタンを復活させ、教会を滅ぼし地上に悪魔の王国を作ることが目的。

「サタン」全ての悪魔を統べる魔王。千年前、悪魔の軍勢を率いて天使達と地上で争うが、天使長ミカエルに破れ封印される。かつて地上には様々な国家や信仰があったがこの戦争で崩壊し、以後人間の世界は教会の元に建てられた千年王国に統一される。

「ヴァルゴ」ラテン語で乙女・処女の意味。登場する聖女たちは主にキリスト教の「おとめ殉教者」をモデルにしていることから、タイトルに採用しました

「奇跡」聖女が神に祈ることで発生する超自然的な現象。怪我や病気を治す、死者を蘇生させるといったものから天使を呼び出すものまで様々。奇跡が発現する際には、聖女の後頭部に光輪が現れるときがある。

シンプルなタイトルが好きだから「ヴァルゴ」にしたけど、コンセプトは「アグネスちゃんの聖女これくしょん」です

聖フォワ

ヴァルゴに出てた悪魔教団の名称は思うところがあって変更します(「マレボルジェ」→「獣の刻印」)あちこち再投稿しなきゃいけないから面倒だけど・・・

絵の修正はきりがないからあまりやらないけど、固有名詞の変更は逃げようがない・・・

記念日は一ヶ月後だけど、もう聖フォワを描いてしまいました

聖フォワについてはウィキペディアで書いたので読んでね ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96

そもそも評価がほしいなら人気作品の二次を描くべきだし、一次創作を選ぶ時点で評価は期待しないほうがいい。結局はそれで自分が満足できるかどうか、だけど

自分のキャラは大抵元ネタがあるので、自分だけの力で作れたわけじゃない。かわいいと思ったら、それはやはり元ネタの人物に魅力があるということなのです

フォワの性格や能力も考えたので、次は漫画で表現したいと思います

ワンドロクオリティですが、ちくだでんたさん(@chikudenta)のスドちゃんを勝手に描かせていただきました~

神話を題材にしてキャラを作る場合、外見の設定が原典に無いケースが多いため、見た目が幼いとか老けてるとか、背が低いとか高いとかは、自分で決める必要があります。ソースが無いからといって全員標準的な外見年齢にしても面白くないし

つまりソースの有無に関係なく、バランス的に誰かを幼い外見にしなきゃいけない。それだけの話

天津神国津神って、天使・悪魔と違って明確に分かれてない気がする。中にはどっちかわからないようなのもいるし、大抵の本にもどちらに属するか書いてない

自分の場合どの神話で創作しても、主人公の所属する陣営が
闇<光 地<天 悪<善 混沌<秩序
になってしまうようです。当たり前といえば当たり前なんですが

良質な普段描いてないジャンルの作品に触発されて、ちょっとそういうの描いてみようかな、と考えてみるものの、すぐに詰まって元のジャンルに戻る現象

ヴァルゴに影響与えてる作品といえば、やはりブラックマトリクスかな(古い)
仲間の名前が聖人だとか、ダークで泥臭い世界観とか

聖マルガリタ

キャラや設定を思いついても、他の要素が埋まらなくてなかなか漫画までたどり着けないんですよね。止まってるネタは無数にあります

個人的にはファンタジーなら、必ずしも生態系や文明の発展度を現実の世界と同じにする必要はないと思います。むしろ現実と異なる箇所に作者の個性・意見が反映される

中世ヨーロッパ風の世界でも、じゃがいも食べたり下水道完備してたり水着で歩いててもいいんじゃないですか。そういう世界なんでしょう

仙姑伝は中華風の世界だけど、昔の中国でもファンタジーでも、どう捉えてくださっても結構です。仙女がミニスカや水着でも、もとから地上の常識を超越した存在なので

やっぱり自分はモノクロ漫画のほうが向いてるな~一枚のCGに何日もかけるのはちょっと辛い

CGは下地の色分けが面倒だけど、影塗ってるときは楽しいですね。去年のバルバラからペインターでアナログ風にしたので特に

お題「キリスト教」ドラゴンの腹から脱出した聖マルガリタ! #神話版深夜の真剣お絵かき60分勝負

マルガリタは悪魔を投げ倒して頭を踏むシーンも好きです。「高慢な悪魔よ、女の足にふんづけられているがよい」にシビれる

極論、自己満足のみが目的なら公開する必要ないはずだしね。でも私は描いたからには人から認知されないと、この世にその作品がある気がしないから

最近神話・伝説からキャラを作るのが当たり前になってしまって、かえって完全オリジナル日本人とか作れなくなってしまった。名前を付けることすらできません